44歳

校門の前で息子を待つ車中のひとときを使って ゆっくり大事に 司馬遼太郎の「翔ぶが如く」を読んでいる 昨日は二巻をちょうど読み終わり それがちょうど 征韓論の話し合いの場に来るなと言われて 怒った西郷さんが三条家を訪ねる所で終わって なんだか一晩 …

司馬遼太郎 坂の上の雲 感想

楽天家たちは、そのような時代人としての体質で、前をのみ見つめながら歩く。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲が輝いているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。司馬遼太郎『坂の上の雲』後書きより 司馬遼太郎 『坂の上の…

領域

I'm not runnning around after him trying to make him grow up! 『Harry Potter and the Goblet of Fire』より ハリー・ポッター4巻 ロンはあなたに焼きもちを焼いているのだ と ハーマイオニーから言われ ハリーが彼女に返したこの台詞 ハリーは14歳の…

母性本能

銀色夏生の徒然ノートを友人からドサドサ借りて来て ヒマな時にツラツラと読んでいるんだけれど 時々ハっとする言葉と出会いながらも この人と私との根本的な違いは 母性本能だ という文にゆきあたった それは 人から心配されるのが嫌 と彼女が書いていた箇…

十二国記 感想

勢いにのって3册読んじゃいました昨日(^^ゞ 「月の影 影の海」上下と「風の海 迷宮の岸」 今頭の中で 美しい麒麟がユラユ〜ラと光り輝きながら佇んでます§^。^§ いえね そのタイトルから私はてっきり 三国志の様なものを想像していたんですが 始りが思いっ…

竜馬がゆく

竜馬がゆく 昨晩 読み終えました なんだかじわ〜んと涙 読んで来た8巻分 竜馬と共にいた私 知っていたとは言えその死が辛くてね それにしても なんてイキイキとした描写だろう 一陣の風と共に天に駆け登る竜馬 そして 司馬遼太郎の歴史観に 何度魅了され唸…

竜馬がゆく

いや〜 近所の友人も言ってましたが 読み終わるのが勿体ないと思うくらい大事に大事に読みたい一品 まぁ8巻あるんですけどね(^^ゞ 英雄と言うのは 人の中にあってこそ で いくら才能があっても スキルがあっても 人から好かれない人 は 結局は志し半ばで倒…

燃えよ剣

寝なくては寝なくてはと思いつつ 朝までかかって一気に司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読破 塀の上に胡座をかいた土方さんが ひょいひょい弾丸を躱す絵が頭から離れません で ビジュアルは山本耕史さんだったり(^^ゞ 池波正太郎の「幕末新選組」では 斉藤一だけ…

封神演義

とうとう下巻まで辿り着く はっきり言って最近の読書タイムは息子待ちの車の中のみなので 時間がかかりまくり過ぎ でもってこの本 人死に過ぎ 仙人死に過ぎ 首落ち過ぎ(^_^;) いやでもホント この原作?からよくあの漫画版 封神演義が生まれたよなぁ 藤崎竜…