ピアノの森


読み始めたら止まらなくなって一気に15巻まで読んだ


カイの弾く音が情景となって広がってゆき
人々を染め、そして揺らしてゆく様に
何度も泣かされてしまった私(^^ゞ
なんなんだろうね この涙は?
嬉しい涙?
うんうん 音の力ってあるよね! 美しいよね!!!
そんな涙かな? §^。^§



それにしてもなんだかつくづく考えた事
クラッシックには譜面がある
他者が作った音の並びを忠実に再現する事を要求される
それは 縛りだ
自由に動けない
自分の思う通りの音へと動いてゆけない
けれどこの縛りこそが
クラッシックを演る人達にとっては快感なのかも
なんてね
決まった音の中で自分を表現する
そんな快感?
その場で その場の瞬間でしか生まれない音を捕まえる
そのスリリングさと刹那さこそが大好きな私だけれど
決められた音だからこそ 誤摩化しも効かず
それぞれの演奏者の感情やそれぞれの想い 性格が
如実にくっきりと浮き上がってくるという事もあるのかな
なんて思ってみたり致しました



音にはその人が現れる
それはクラッシックでもジャズでも どんな音楽でも同じこと §^。^§