マンダムCM その2

当方見聞録様から 黒人と猿 に関するトラックバックを頂きました 私の記事を読んで頂きそして反応して下さり嬉しいです ありがとうございます(*^_^*)
当方見聞録様がおっしゃられている

(3) 日本国内で放送されるCMは,日本的価値観で評価すべき
(4) その日本的価値観を外国人は認識すべき
「日本的価値観にもっと繊細になるべきだ」

本当にその通りだと思います 日本人は外国人にアピール不足 説明不足過ぎです 紛争や摩擦は 案外誤解から生まれていたりするんですよね そして偏見は無知から生まれ易い つまり全てはコミニュケーション不足 分かってる知っているとお互い誤解している事がいかに多い事か アメリカの情報がたくさん流れ込んでいる日本で生まれ育った私なのに 夫と結婚していかに私がアメリカを知らなかったかを思い知りましたし そして逆も然り アメリカ人はこんなにも日本を知らないんだ 知らないという事さえ分かっていないんだ ってか気にもしていない?(^。^;) と痛感 大概のアメリカ人は日本になんて全く興味がなく 日本的な思考 行動 文化というものを全く分かってない つまり 一々説明しないとめちゃくちゃな日米摩擦が起こりえるわけで たとえば日本において 路上にペッと唾を吐くおじさん これがたまたま我がアメリカ人夫の目の前だったらもう大騒ぎ 決闘騒ぎになるかもしれません そこで私が説明します 日本でのこの行為は侮辱の意味は無い 単に咽をすっきりさせるためだけ 顔黒塗りシャネルズ(^^ゞに激怒していた夫には これは憧れからであると説明 今回のコマーシャルにおいては かの有名な豊臣秀吉はサルと言われて皆から慕われていた 日本人にとってサルは侮蔑の対象とは限らない と説明していた事でしょう お互いがお互いを知る事 お互いがお互いの違いを知る事 これこそが国際交流の第一歩 つまり 双方向 これが大事なわけです 今回は 日本の人に向けて という事で アメリカ黒人側の事情を説明させて頂きましたが 当方見聞録様のおっしゃられている事はごもっともで 私達は世界に日本文化を誇りを持ってアピールしなければいけないと私も常々思っております というか日々これをやってます近くは夫 広がっては息子の周りのアメリカ人教育者関連などなど(^^ゞ まぁでもね この猿のコマーシャルを誇れるかと言われると う〜んだったり(笑) ってか見てないし(^^ゞ まぁ私としては 避けられる誤解は避けた方がいいのでは と正直思います もちろん 日本人として譲れない大事なものはキチンと主張するとして です
ちなみに 郷に入りては郷に従え この言葉は 異文化うずまくサラダボール つまり決して混じり合わずに様々な文化が存在するある意味特殊な国から来たアメリカ人には理解し難いものかもしれません 異物同士がそれぞれのルールで暮らす国アメリカ 私もここでまるまる日本人として暮らしてますし つまり異物を受け入れる事に慣れているというか 異物?のまま暮らしてゆけるというか(^^ゞ だから日本でも異物のままいけると期待してしまうんじゃないのかなぁ 日本が単一民族国家であるという事が肌で分かってない 外タレがコンサートでビックリするのは髪の毛の色が皆同じ事といいますが つまりはそれが精神面にまで及んでいる事までは分らないんだと思います 個々が違って当たり前 と 日本人もアメリカ人と同じ様に考えていると無意識に思ってる だから自分の郷を持ち歩く(^^ゞ 
いやでもほんっとアメリカ人って 世界は自分達の周りを回ってると思ってる人が多いです 他の国への興味が薄すぎ 日本の様に世界の国を紹介するテレビ番組も皆無 でもその代わり 移民のための多種多様な言語での放送チャンネルがたくさんある 様々な価値観が混ざらずに存在しているアメリカ それ故 全ての人種や民族 文化に対しての配慮にアメリカのテレビ局は敏感なのかもしれませんね つまり アメリカでは 自分の文化圏では問題のない事でも アメリカ内の他の文化圏内で誤解を招く様な事はなるだけ避ける傾向にあるという事 だから尚更 日本でこの様なコマーシャルを目にする事自体理解出来ないんじゃないかな〜 先に書いた様に単一民族国家のメンタリティを理解出来ない(^。^;) まぁそんな事への配慮もあった上での中止もあったんじゃないかな〜 
ちなみに私は今回の事よりも 肌色 を日本国内で差別語とした事への方が不満タラタラです!!! これこそ迎合の極まりなり〜(ー。ーメ))
肌色に関してはここに書いてます http://d.hatena.ne.jp/yukolovesmusic/20040914