アメリカの女性は強い

でっかいトカゲが木の上にいる と 夫が呼ぶので 息子と2人で駆け付けてみると ジョギング途中らしき白人女性が 夫と一緒に1本の木を見上げている 彼女にハ〜イと会釈して私も見上げると いた てっぺんの細い枝の先にしがみついている あれ? イグアナじゃないの? 誰かのペットじゃないこれ? と言ったら そうなの私のペットなの と隣に立っていた白人女性が即答したので驚く(^^ゞ もう3日も行方不明だったそうで 庭で遊ばせていたところ 近所の柴刈り機の轟音に驚いて逃げ出してしまったらしい 夫が我が家で1番長いハシゴを持って来るも届かない そこへたまたま庭師のトラックが通りかかる 大人3人+子供1人が上を見上げる光景にこっちを見ているので こっちこっち〜 と夫と2人で呼び寄せる 荷台にはガッシリとしたハシゴ さっそく救援隊?に加わった§^。^§庭師のメキシカンお兄ちゃんがハシゴを立てる かなり長い 登ってもいいけどアレは掴めないと苦笑する彼に 大丈夫私が登る と 白人女性がスルスルと登り出した ハシゴのてっぺんまで行くと ガシっとイグアナの尻尾を掴む 大丈夫怖くないわよ と話し掛けながらも放さない イグアナのモーリーちゃんは体をグネングネン振って抵抗 見ている私達はハラハラドキドキ もし落下したらこの高さ モーリーちゃんも彼女も無事ではすまない 暴れるモーリーちゃんに優しく話し掛けながらもガッチリと尻尾を持った彼女 そのまま片手で梯子を1歩1歩降りて来た 無事保護 ほっと溜息
いやでもネ アメリカの女性って凄い と なんだか感動してしまいました いわゆるジェーンフォンダ型?の彼女 逞しい体つき 背も夫よりある うん 彼女だったら 男の力を借りずに生きてゆける 体力的に と言う意味でネ というか そこにいた誰もが それは女のやる事じゃない と思っていないのもまたアメリカだなぁと まぁイグアナに触れたくないってのもあったのかもしれないけれど(笑) 基本は対等 なんだよね 夫はもちろん 重いものを持ってくれたりはするけれど 私を 能力の低いもの として扱った事は1度もない 全て対等 ふと もう何年も前の事 縦列駐車をしようとしたら オレがやってやろうか? と 声をかけてきた男に感動した事を思い出した アメリカ人夫といたせいか そんな風に 女の子として扱われた事が懐かしかったから(笑) そしてそれと同時に 渡米当時 家具屋さんで 夫が従業員軍団と これがいいこれに決めたと盛り上がっていて それをチラりと見た私が それは好きじゃない と言ったらそれだけで 夫はもちろん 周りの軍団(笑)までもが 奥さんが言うんじゃしょ〜がないや とあっさりと諦めて散っていった事を思い出した あれは面白かったなぁ 彼等の奥さんもきっと強いんだろうナと思った(笑) そして大昔 ニューヨークの女は自分は強くなきゃいけないと思い込まされているから可哀想なんだ と言った男の事もちょっと思い出した そんなイグアナ事件 どんなだい(笑)