冬のソナタ 感想

コリアンのお家へ行くと何故かくつろぎ コリアンの顔を見ると何故か日本語で話しかけてしまいそうになる私(^^ゞ この 冬のソナタ も ものすご〜く近いのに でも全く違う外国映画として なんだか不思議な感覚で見始めました 画面に出て来るどこか見慣れた風景 海の景色も町並みも そこを走り抜けてゆくバスも どこかセピア色な高校の教室も 日本とよく似ているのに 全く郷愁を感じないこの不思議な感覚 そして何よりも 登場人物達のクルクルとよく動くこの表情! 同じ顔なのにこの顔の筋肉?の動き ああ日本人とは違うなぁ とね 特に高校生ユジンのその表情は 可愛いかったなぁ(*^_^*) このユジンの溌溂とまっすぐな魅力 一点の曇りもないその明るさ 口をツンととんがらすこのおキャン←死語?(^^ゞな感じ 2人の男が虜?になるのも無理ないゾと思いましたわ〜顔はまんま東ちずるだけど おい(笑) この 高校生時代が丁寧に描かれているからこそ 10年後の登場人物達にしっかりと感情移入出来るんですよね 初恋こそがこの物語りのキーワード(*^_^*) でも 10年後のミニョンさんは中村俊介に ユジンは東ちずるに本上まなみが混じった感じ?に見えちゃって困った私(^^ゞ(笑) ペ・ヨンジュンが 何かを言った後にハッと息を吐きながら笑うこの感じ これは 韓国人男性というよりも 彼自身の魅力なのかな? 物語りを通して 彼が彼らしいというか とても印象に残る仕草でした(*^_^*)
大好きだった人が死んでしまい 目の前にその人とそっくりな他人が現れたとしたら? ユジンの言った 嬉しくて そして悲しい この言葉が 切なく胸にストンと落ちた私です うん分かる 分かるよユジンってね そしてユジンを始めこのドラマ 皆さん本当によく泣くドラマで 男の人がホロホロとこんなにも自然に涙を見せるのは 日本のドラマには無いんじゃないかなぁ 親子の濃い関係もそうだけど 素直に感情を表に出す この点にも日本との違いを感じた私 ユジンがバンバン人の胸を叩く(笑)仕草にも ああ素朴でいいなぁ と(*^_^*)
そして ユジンが ミニョンもサンヒョクも2人とも選ばない 自分は独りで生きてゆく と言った時は 画面に向かって拍手しちゃった私(^^ゞ 甘ったれな私にこれは出来ない でもこれがスジ?だろう と 彼女のこの潔さと強さに思わずネ(^^ゞ けれどその直後ミニョンから それは放棄だ と言われ ユジンと一緒にヘタれる私(笑) でもネ ミニョンとサンヒョクの間で揺れるユジンの気持ち とても良く分るんです 10年の重み は ミニョンも言う通り大きいと思う ユジンにチュンサンを2度も失わせることはできないと言ったサンヒョク そう サンヒョクこそがユジンをずっと側で見守り続けて来たんだよね チュンサンの死後 苦しむユジンの側で彼女を支えて来たのはサンヒョクだから そしてユジンはそれを解っている 相手の事を考えて思い遣って出した結論なのに その結果 相手を傷付けてしまう 一方チェリンは こんなに好きなのにどうして私じゃダメなのと泣き叫ぶ そう それこそがまさに恋なんだよね 恋に方程式は存在しない 本当に好きな時は説明なんて出来ない このミニョンの言葉通りなんだと思います それが人の心の摩訶不思議 ユジンがミニョンに惹かれたのも ミニョンがユジンに惹かれたのも それは 心が引き合ったから 言葉や態度は違えど 心で惹かれ合う 心がその人に向かって吸い込まれ落ちてゆくその感覚 うんうんうん 分かります チュンサンとかミニョンとかユジンとか それは単なる記号で 引き合う本質は変わっていないんだもの 雪の中 再びチュンサンを見つけたユジンは 当っていた んですよね そして ネットで読んだ感想 ユジンはミニョンの前で爆睡し過ぎ にウケつつも(笑) その後に書かれてあった 彼の前だからこそ眠れるユジンという指摘にはっとした私 そうなんですよね 思えば2人の出会いもそこからなんです バスの中 チュンサンの肩にもたれて爆睡していたユジン(*^_^*) 私は うちの旦那が初めて 離れていても安心出来る人だった そこにいないのに私を包み込んでいてくれる人 側にいて安らげる人 これはきっと 自分を自分のまま受け入れてくれる 居場所 なんだろうね 言葉では説明出来ない 実際に出会えなければ分からないこの感覚 いくら優しくされても大事にされても こればっかりは肌感覚 心が寄り添う そんな感覚 目は心の窓 その目を覗き込み その体に触れ あ この人だ と自分だけが分かるこの感覚 これの前には どんな方程式も 言葉も 態度も消し飛んでしまうんだろうネ
そして チュンサンとユジン 2人が別れを決意した時 ユジンを苦しめないために自分の思い出をユジンに残してゆきたくないというチュンサン あなたの事は全て覚えておきたい と言うユジン この2人の違いも良かったです(;_;)
そして最後 アメリカに発ったチュンサンを追い掛けなかったユジンに ああ 愛 だなぁ としみじみ 私にゃこれは出来ない 相手の気持ちとかを思う前に 自分がしたいから しないとボロボロになるから これで動いてしまうに違いない(^_^;) ユジンは 自分の苦しみ悲しむ姿を彼に見せて彼を苦しめたくなかったんだろうね 自分の事よりも真っ先に相手の気持ち こんな2人だからこそ 心の家 を通じ 再び巡り会う事が出来て 本当に良かったと思いました(ToT)  どうやって終わるんだろうとハラハラしながら見ていたのでほっとひと安心 だって悲劇に終わったら これだけ見た私の時間はどこへ行くんだムキ〜ってなっていたと思う(^^ゞ ってか この終わり方は私の中ではハッピーエンドです(*^_^*) チュンサンの顔 安らかだったもの ユジンがいなくても(*^_^*)
いやでも 丁寧で丁寧な作品でした 枝葉無しの潔さ 恋だけを朗々と歌い上げ それを20話引っ張り続けるパワーと 演技者達の力量 良質なドラマだと思います(*^_^*) ユジン役の彼女の 高校生時代と10年後の表情の使い分けとか サンヒョクといる時とチュンサンといる時の表情の違い 素晴らしかったです そして ミニョンにチュンサンが混じってゆくペ・ヨンジュンのその演じわけの妙 言葉の無いところのこの2人の表情の演技がとても良かった 絵になる2人だったしネ(*^_^*) そして 綺麗に泣ける これはポイント高いです 役者さんはプロなのだから 何をしていてもその絵は美しくあって欲しいと思う私にとっても 合格点なドラマでした(*^_^*) エピの使い方も上手だし 綺麗な映像もたくさんあったしネ BGMも素敵でした(*^_^*)
けれど最後に これだけは言っておきたい一言! 結婚前のプラトニックにあそこまでこだわるクセに 親の世代 お前等いったい何やっとんじゃ〜(ノ^o^)ノ ┫:・'.::(ー。ーメ)) (笑)