『あずみ』感想

とうとう見ましたオダギリジョー美女丸! 私はこれが見たくてこの映画『あずみ』を借りて来たわけで いや〜凄かった 今でも私の頭の片隅であの白く不思議な着衣をまとった美女丸が妖艶に微笑んでます 昨晩の夢見の悪さはきっとこのせいだ〜(笑) そのくらいおどろおどろしいオーラをザンザン放出してましたからね 禍々しい でも 美しい そんな妖艶 思えば 仮面ライダークウガの五代君に魅了されて以来 ずっと追いかけて来たオダギリジョー 『顔』の西島刑事役で 拳銃を手にうっとりと壊れた恍惚の表情を見せた時 私個人の単なる好みではなく この人は本当に凄い役者だと確信して狂喜したものでした いやでもこの美女丸オダギリジョーを見て この人は着ぐるみを着なくてもモンスターや妖怪をこのままイケると確信! おい(笑) いやでもそのくらい凄かったんですよぅ(≧▽≦) で 肝心のあずみ本体の感想です(^^ゞ 見たく無いのに見せられた そんなシーン満載だったかな 私嫌なんです人が死ぬシーン 血がビュ〜ビュ〜出るシーン あずみが仲間の流した血の海に無造作に手を置く 彼等はそういう世界に生きている 最初のミッション あずみに斬られた大名が まだ小娘なのに可哀想に と死んでゆくシーンが妙に心に残りました ってか 命より使命 もう命が軽い安い 人が簡単にバタバタ死に過ぎ(^_^;) 序盤 一番仲の良い者を殺せと命じられるあずみ達 それが刺客としての覚悟の証 私が泣いたのはここのシーン こういうのダメなんですよぅ 命と使命 そして友 こんなもん天秤にかけなきゃならない事態にだけは絶対に陥りたくない 爺の言葉は絶対 使命は絶対 そう育てられてしまった子供達 でも 爺の危機に使命を捨てる あずみは爺を失った時初めて涙を見せる 爺は彼等にとってこの世で唯一の親 そんな ただの子供 としての彼等を見た時 なんだかとても切なかった私です で でででででで(笑) 知りませんでした 北村一輝さんも出ていたんですね 大喜び この人も凄い役者さんですからねぇ 『水曜日の情事』でゲイを演じた時から注目してました 『大奥』も彼と菅野美穂ちゃんだったからこそのあのクオリティだったと思ってますし(*^_^*) 彼の美女丸も見てみたいなぁ なんてネ そうそう 思えばこの北村一輝さん 上戸彩ちゃんと『ひと夏のパパ』で共演しているんですよね 2人とも全然違うゾさすが役者! そして遠藤憲一さんまでも出てて驚き 嬉しい〜 この方渋くて大好き 『武蔵』での宮沢りえとの絡みがもう素晴らしくて 以来のファンです 『夜桜お染』の彼も良かった 色っぽい役者さんです(*^_^*) そして知らなかったと言えば『ごくせん』『ウォーターボーイズ』の面々も出ていてビックリ 私本当に美女丸目当てだったのね(笑) 成宮寛貴君の最後の微笑みが心に残ったなぁ 石垣佑磨君が生き残ったのも嬉しかった てか 何よりも嬉しかったのは 北村さんが死ななかった事かも っておい(笑) そして最後に 主人公上戸彩ちゃん 私はこの子は 顔だけで画面が持つ役者さんだと思います 大きな画面で見ても しん としっかり絵になる子 エースをねらえの岡ひろみも良かったし コスプレがハマる子?(笑) いや もとい(^^ゞ 透明な子なんだろうなぁ だからなんでもするりとハマる 好きですこの子のたたずまい(*^_^*)